悪化すれば抜歯になる事もあります。
重度の場合では歯茎、歯を支える骨が著しく吸収しています。
そのため、骨は歯を支えきれずにグラグラしてきます。
この歯のようになってしまうと、時すでに遅し。
抜歯です。
症例1
こちらの症例では右1番目の前歯が重度の歯周病になっています。
抜歯になってしまっても、他の歯の治療が成功すれば、この写真のようにブリッジという方法で治療する事が可能です。
症例2
こちらの症例では右2番目の前歯が重度の歯周病で抜歯となりました。
抜歯になってしまっても、両隣の歯の歯周病が改善したので、ブリッジという方法で治療出来ました。
悪化して抜歯になる場合、残っている歯がしっかりしていればブリッジが可能ですが、全体的に重度の場合は骨のダメージが大きく、インプラントできない事も多々あります。そのような場合は入れ歯になってしまいます。
悪化するほど、後々の治療方法が限られてしまいます。
ですから、入れ歯になってしまう前に早めに治療して抜歯という事態をさけなくてはいけません。