歯の欠損という病態を治療する方法ですので保険適応がございます。ただし、すべての場合において保険が適応されるわけではありません。また、保険適応ではレジン前装冠を使用することで、少なからずデメリットも存在します。それに対し長期間安定的に使用することができるセラミックブリッジを当院ではオススメしています。
適応となる場合
ただ、すべての場合に適応されるわけでは無く、以下に示す場合のみ適応になります。
保険適用になる場合
■ 連続して2本まで、歯を失った場合(ただし、前歯の欠損の場合、連続して4本まで可能)
■ 被せる土台の歯に、最低2年間は問題がないと診断された場合
使用できる人工歯(被せ物)の種類について
■ 前歯
中身は金属(金銀パラジウム合金など)で外から見える表面のみ、レジン(プラスチック)が貼り付けられている被せ物です。
■ 奥歯
全体が金属でできているいわゆる「銀歯」です。基本的に前から4番目以降の歯はすべて銀歯になります。ただし、3、4番目が連続して欠損した場合は4番目に硬質レジン前装冠のダミー(ポンティック)での治療が可能となります。
■ 延長ブリッジ
一番奥の歯が無い場合、手前の歯1本だけを土台としてダミーの歯を1本後方に延ばしてブリッジにすることは可能です。
デメリット
保険適応は前歯がレジン前装冠とういものです。歯の長さや形は選べません。
小臼歯より奥の歯は銀歯です。
レジン前装冠は変色がありますし、歯茎が黒ずんできます。
きれいにしたはずなのに時間の経過とともに汚れていくのがデメリットです。
小臼歯からの場合は銀歯ですが、これは言わずもがなです。
しゃべったり、笑ったりすればギラリと黒光りして、見た目が良くありません。
前歯はともかく、奥の場合仮歯を入れてもらえない事も多々あります。
長期間安定的に使っていただくにはセラミックブリッジがおすすめ
食事に支障が無ければ、見た目は気にしない。という方以外にはセラミックをお勧め致します。
セラミックは長期経過しても変色しませんので、きれいに治療した状態を保てます。また、当院の場合は歯茎が変色しない様に特殊に加工したセラミックやオールセラミックの金属を一切使用しないブリッジを作っていますのでよりきれいにしたい、何回も治療し直すのは嫌だ、長期間きれいな状態を保ちたいという方がご来院されております。
また、当院は治療中に仮歯を入れますので歯が無い期間がありません。
仮歯で歯の形や長さをデザインしますので、前歯でも奥歯でも快適に使用できるセラミックを製作しています。