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しゃくれと受け口(反対咬合)は違いますか?


しゃくれと受け口の違いについて解説します。当院行なっている治療はそれぞれ異なりますので以下にご説明します。

しゃくれとは

一般的に輪郭の形状を指すことが多く、見た目に下顎が突出している方や、顎の長さが原因で下顎が出て見える輪郭の方に表現する場合が多くあります。この輪郭を治療するには骨格的な治療方法が必要となりますので下顎骨切り手術による改善がおすすめです。

下顎骨切り手術による治療

下顎骨切り

受け口(反対咬合)との違い

原因が歯並びにあるか、輪郭にあるかの違いです。
写真の歯並びの状態は「受け口」になり、上下の歯の噛み合わせにおいて、下の歯が上の歯より前に出ている状態を言います。

受け口

ただし、歯並びが受け口の状態だと下の歯が常に前に出ることになり、輪郭においてもしゃくれた状態に近づくようになってしまいます。

しゃくれた状態

自力で治す方法とそのデメリット

成長期の子供の場合、受け口になりそうな傾向があれば舌癖を治したり、口呼吸を治したりなど、自力でトレーニングする事で防止できる場合もあります。
ただ、原因に関しては様々ですので自己判断はすべきではありません。
小児矯正を行なっている矯正歯科で診断の上、適切な治療を受けましょう。

大人になってしまうと自力で治せる方法はありません。ネット情報などで自力で治せるようなことが書いてあっても信用してはいけません。自己判断せずに歯科医院で判断してもらい適した治療を受けなくてはいけません。

下顎骨切り手術について

1.手術の概要

しゃくれが気になる方は下顎自体がぜ前方の出ていて、顎が長いことが多いです。
そのため、下顎骨切り手術がおすすめになります。
手術に関してはこちらの動画をご覧ください。

下顎骨切り手術
下顎骨切り手術

4番目の歯を抜歯し、そのスペースを利用して下顎を後方に移動させます。
同時に顎を短くする「下顎中抜き手術」も一緒に行えます。
手術をした時点でしゃくれではなくなります。

2.ダウンタイム

ダウンタイム下顎骨切り手術は全身麻酔で行いますので1泊入院が必要です。
点滴で痛み止めを入れますので、痛みは出にくいです。
翌日以降は痛み止を飲んで頂ければ問題ありません。
腫れや内出血を防止するために3日間は唇の下、フェイスラインに圧迫テープを貼ります。
大まかな腫れは1週間程度でひきます。
1日で受け口でなくなりますので、しゃべりにくさはありますが2週間程度でなれますし、人から聞いて聞き取りにくい状態にはなりません。

3.症例写真

◆症例写真をチェック!

症例1 症例2

[No.FL-0026/下顎骨切り手術・中抜き手術/20代女性モニター]受け口としゃくれていた顎を下顎骨切り手術にて治療しました。1回の手術で輪郭も噛み合わせも同時に改善できます。元々かなりの開咬状態でしたので、今後歯の矯正をしてもっとしっかり噛むようにしていきます。

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4.料金

下顎骨切り手術は1,430,000円(税込)です、お支払いは3〜120回まで分割可能です。

費用はこちら

関連情報


症例写真

実際に受けられた患者様の症例写真をご紹介します。

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